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目が覚めると、人による人だけ の時代が終わっていた。
J a m a i s v u (未視感)のように、いまわれわれは懐かしくも新しい世界を目の当たりしている。それは、人と自然が「消費者」と「生産者」という二項対立にもとづく関係ではなく、並立でもなく、二項が常に循環し共存している関係である。
新しい空しらむ合間のいま、まだ慣れぬ眼でなく身体をつうじて世界を確認する。手をのばせばそこに以前に植えた木々があることに気づく。
木を食べてみる。
わたしが食べ、分解して土に還す。それを木が食べる。われわれが木を食べるとき、木は人を食べている。
こうして「食べる」は同時に、「食べられる」を意識する行いになる。木がカラダのなかに入り、木のなかにカラダが入り込んでゆく。
目が慣れたころ、目の前に立っ ていた木はあなた自身に見えることだろう。
TŌGEと日本草木研究所とで共同設立した木食ブランド。自然と人の持続的関係を模索すべく、「木の食用化」を探求した。
提供プロダクトの『FOREST SODA』『FOREST SYRUP』はモミ、アカマツ、カラマツ、アブラチャン、ヒノキなど、離山で見つかる5種の木を蒸留した飲料。森に入った瞬間の抜けるような爽やかさを凝縮した味わいを楽しんでいただきたい。
※2022年夏をもってプロジェクト満了。
※2023年夏、後継プロダクト「カモシカ飲料」を立ち上げた。
SUCCESSOR PRODUCT
後継プロダクト
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